水鉢の掃除の仕方
お墓の中央にあるくぼみが彫られている台座は、水鉢と呼ばれる部品です。水鉢とは、ご先祖様を供養するために清潔な水を供えるための台座です。水鉢の上方には楕円形の水受けが彫られていて、そこに水を注げるようになっています。 水を水鉢にお供えする意図は、仏教の五供の考えが根本にあります。五供とは、ご先祖様を供養するにあたって用意する、香、花、灯燭(とうしょく)・浄水・飲食の五つの物を言います。 この五供のうち最も重要なのが、浄水と香です。その理由は、この二つが絶えてしまうとご先祖様が空腹になってしまうと言われているためです。 この水鉢を掃除する場合には、柔らかな雑巾や歯ブラシを使用しましょう。また、水鉢は雨水が溜まりやすい部分なので汚れやすくなっています。そのため、お墓参りの際にはこの水鉢の部分だけでも掃除しておくようにしましょう。 水鉢の掃除を怠るとすぐに水垢がついてしまい、こうなると強くこすってもなかなか落ちない頑固な汚れになってしまうので、こまめな掃除を心がけましょう。
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